住宅ローンと生命保険について


保険のビュッフェ
人生最大のお買い物と言っても過言ではありません。それがマイホーム購入です。夢のマイホームなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さて、そんな夢のマイホームも、現実には多くの方が住宅ローンを使っての購入となります。住宅ローンを組むことで、夢から現実に連れ戻されてしまう気がします。
なんたって、返済期間が長いからです。今や、住宅ローンの平均返済期間は25.7年(2014年統計)といわれています。返済期間25年から30年辺りが多くなっています。
また、意外にも住宅ローン返済の完済は平均、14.4年なのです。思っていたより短い期間で完済しているんだと率直に感じました。もちろん個人的な意見です。
日本人の賢明性、計画性などが表れている気がいたします。
さて、この住宅ローンを組むということは、返済期間中は毎月、ボーナス払いも含めて確実に払っていかなくてはいけません。なぜなら、大事な家族の住む家だから。
やはり、自分に何かあった場合、その住宅ローンをどうして行くか、早い段階で決めておかなくてはいけません。そんな、住宅ローンに関係がありそうな保険の話をいたしましょう。

1.団体信用生命保険 (通称 団信)
住宅ローン契約時に、基本同時に加入しなくてはいけない団体信用生命保険(通称 団信)。この保険は、住宅ローン支払い期間に、契約者本人が死亡もしくは、
高度障害と認定されたときに契約者に代わって保険会社が、債権者(銀行などの金融機関)に、住宅ローンの残高分を保険金で支払うものになります。
その支払いにより、残高ゼロ。つまり、住宅ローン完済となるわけです。
もちろん、住宅は、契約者、家族のものになります。
この生命保険は、金融機関がローン利用者を一括して、団体で保険会社に加入させます。その為、通常より安い保険料で、年齢も関係なく、加入者はすべて同じ条件での契約になります。
しかし、この保険は通常の生命保険とは異なり、万が一、契約者本人が死亡や高度障害に認定された場合でも、保険金は債権者に支払われます。つまり、銀行などの金融機関です。
当然、住宅ローンの残高に充てられるからです。そのための保険なのです。契約者家族には、一円たりとも支払われることはありません。
もともと、団信の契約には、受取人は、債権者(銀行などの金融機関)となっています。
そのため、税金の控除対象にもなりません。今や、団信加入がローン契約に原則義務化されています。その為、中には団信の生命保険加入審査で拒否されてしまうとローン自体が
組めないなんてこともあるくらいです。
また、団信の保険料は、個人口座から引き落としされるわけではありません。住宅ローンなどのローンの金利に上乗せされているのが一般的です。
最近、この団信にも、三大疾病や八大疾病という特約まで付帯されていて、その病気にかかり認定されると、住宅ローンは支払わなくて良いなんて、嬉しい保険にもなっているようです。
もちろん、病気ですから、嬉しいなんてことはありえませんが。それによって、ローンが完済となり、ゆっくり治療に専念できるのは、ありがたいことです。
しかしながら、ここで勘違いはしないでください。あくまでも、この保険は死亡や高度障害などの場合であり、その他の病気によって収入が減った場合には、全く役に立たないということを。
病気やケガにより会社を休み収入が減ると、一気に家計のバランスが大きく崩れます。そうなると、治療費は、医療保険や社会保障制度による高額医療費制度などにより補えても、
住宅ローンまでは及びません。そんな時に役に立つのが、所得補償保険と言われるものです。この保険は、つい最近まで、損害保険会社で販売されていた保険商品のようです。
しかし、今では、生命保険会社でも同じような保険商品を販売しているんです。また、所得補償保険とは、違いますが、収入保障保険というものも生命保険会社から販売されています。
名前の感じからは、似ていますが、性質は異なる商品です。余裕があれば、このような保険にも目を通してみては、いかがでしょうか。
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